祇園祭の頃になると京都の人たちは鱧料理を食べると言います。祇園祭の山鉾が居並ぶ四条通りのほど近く、京町屋のたたずまいを今に伝える懐石・宿 近又は、そんな京の季節の料理を大切にしてきました。とりわけ鱧にはこだわり、国産にはないに肉厚の韓国産を使用。吟味した粟麩や椎茸、ネギなどの具材を添えていただく高級料理「鱧しゃぶ」は、京懐石の奥深さを存分に堪能させてくれます。

一期一会。旬の食材の出会いが京懐石ならではの、極上の時間を届けてくれます。
享和元年(1801年)創業の近又は、代々当主が包丁を握ってきました。「その日のもっとも美味しいものを…」をモットーに、京野菜はもちろん、遠く日本海や太平洋から届く鮮魚の中から最高のものを選んで調理。近又の逸品には素材の持ち味を引き出す京懐石の魅力が詰まっています。