昭和五年に創業者の湯木貞一が大阪・新町に「御鯛茶處 吉兆」を構えてから八十余年―。「御鯛茶」は吉兆の原点であり、当店を代表する一品として今も多くの方々に愛されております。一流の料理人が素材を厳選し、自信を持ってお届けするこの逸品―。日本料理を日本文化にまで高めた湯木が「もてなしの心があってこそ、料理が生きる。」と申しておりました通り、「京都吉兆」が心をこめてお贈り致します。
舌のうえで弾ける新鮮な身、薫り豊かな胡麻と紫蘇―口に運ぶと微笑んでしまう美味ここにあり。
透き通るような鯛の切り身にお出汁をかけると、見た目にも美しい白色に。そこにお好みの薬味をのせて・・・。皆さまに「胡麻鯛茶」「紫蘇鯛茶」の二品の味を楽しんでいただくため、「胡麻」と「赤紫蘇」の薬味をお詰めしています。また「胡麻鯛茶」に赤紫蘇を入れても非常に美味しく、ぜひ一度ご賞味ください。
百選委員会のアドバイスをもとに「日本百選」が選びました。
日本を代表する名料亭で創業以来受け継がれる原点の味。鰹だしと胡麻のあっさりとした風味に心魅かれる逸品。