昔、黄河のほとりに観世音を信仰する夫婦が住んでおり、ある年黄河が氾濫し、田畑を失った悲しみで夫婦は重い病気になりました。息子の寿福は薬を買うお金もなく、野草を与え全快を祈っていたある日、鶴を従えた観世音菩薩の夢を見ます。目覚めると鶴が舞い降り、黄金と打出の木槌がある場所へと導きました。それで病気も治り、一家は長者に―。村人は寿福を観世音菩薩の申し子、「来福童子」と呼びました。
古い中国の民話をもとにした王朝風な狩衣姿の童子像。縁起物で幸福を呼ぶ人形として贈り物に最適です。
弊社の人形工房で1点1点丁寧に制作した木目込(きめこみ)人形です。木目込人形とは、人形に細い溝を彫り、その溝に衣装の布の端を差し込んで(木目込む)固定させて作られた人形です。手づくりによる独自の芸術的な深い味わいが魅力です。※お人形の色柄は写真と多少異なる場合がございます。ご了承ください。
百選委員会のアドバイスをもとに「日本百選」が選びました。