【注意】喜界島酒造では製造しておりません。
◆ 文化庁は3月5日、地域に根付く食文化をPR する「100年フードに」石狩鍋(北海道)や、牡蛎の土手鍋(広島県)など26都道府県の50件を認定した。郷土料理やB級グルメが対象で、認定は3回目。
今回、奄美黒糖焼酎も認定されました。
◆ 令和5年11月中旬、中国国内における県産焼酎の販売促進と消費拡大を図るため、鹿児島県は中国にある鹿児島県本格焼酎販売応援店9店舗と焼酎フェアを開催しました。中国の若者(20代~40代)は飲食中は会話やスマホのSNSを楽しみ、焼酎の追加注文をしない傾向にあるため、1、2杯目に焼酎を注文してもらう為、ソーダ割りを「焼酎ハイボール」として提供しました。飲んだ感想は香りが爽やかで飲みやすいと、まずまずのコメントをいただいたようです。 |
|
|
兄妹の婚姻による島建て
奄美・沖縄のシマジマ(各集落)には、ヲナリ(姉妹)とイヒリ(兄弟)による、つまり兄妹の婚姻による島や集落の創始伝承としての島建てが色々と語られている。それらの兄妹の婚姻に至る過程には3つの話型に分類できる。
ひとつは天界から降臨して夫婦の交わりを結び、そこから人間の始まりを語る「兄妹降下」。ひとつは海上を漂着して夫婦となり島やシマ(集落)の始まりを語る「兄妹漂着」。そしてもうひとつは、戦乱などを逃れて洞穴に籠り、夫婦として始祖となる「兄妹洞穴」がある。
兄妹の漂着を語る方は、兄妹婚が聖婚ではなく忌避すべきものとして捉えられるようになり、それに添加するように美人が生まれないという話が語られるようになる。 |
|
|
(其之30)
【その4】
ラム「ネルソンズ・ブラッド」
1805年、スペイン西南部のトラファルガー沖で、ホレーショ・ネルソン提督率いる英国艦隊はスペイン・フランス連合艦隊を撃破した。いわゆるトラファルガー海戦である。
この戦いを指揮したネルソン提督は、戦いを勝利に導いたが、自らも戦死してしまう。彼の遺体は腐敗を避けるためラムの入った樽に浸けられたが、このラム酒がどんどん減っていったという。この理由は英国艦隊の兵士達が提督の勇気を受け継ぐために、遺体を浸けたラムを「ネルソンの血」と呼び、われ先に争って飲んだからだという。(私は遠慮しておきます)
以来、ラムは「ネルソンズ・ブラッド」と呼ばれている。 |
|
|
|